広島県安芸高田市の市長を経て次期東京都知事選に出馬を表明した石丸伸二さん。
1期務めた市長時代は市議会での度重なる議論や話題がありました。
関心・注目を集めるという意味で「政治のエンタメ化」を明言するなど現在も注目されている石丸伸二さん、
今回はwikiプロフィール、経歴学歴を調査しました。出身中学や高校・大学までの高学歴の歩み。
卒業後のエリート銀行マンから政治家への転身理由がすごいです。ぜひご覧ください。
石丸伸二のwiki風プロフィール
・生年月日 : 1982年8月12日
・出身地 : 広島県高田郡吉田町(現安芸高田市)
・所属政党 : 無所属
・趣味 : キャンプ、漫画本集め(所蔵している単行本は1万冊)
・特技 : ジャグリング、トライアスロン、唎酒師(ききさけし)、剛柔流空手道初段
多趣味、多才ぶりがスゴイですね。
市長、元銀行員ということで堅そうなイメージですが漫画への愛着がハンパじゃないです。
生涯で読んだ漫画は2万冊以上。自宅に7000冊ほど保有。電子書籍は数千冊持っています。
ご自宅の一部の写真を紹介されていました。
ちなみに初めて読んだ漫画は『ドラゴンボール』だったとのこと。
石丸さんがビジネスに限らず、生きるうえで頼りになると絶賛する作品に『蒼天航路』を挙げています。
奥が深いですね。
石丸伸二の出身中学
吉田町立吉田中学校
有名な卒業生
・脇本晃成(サッカー選手)
・岡本知剛(サッカー選手)
・遊佐克美(サッカー選手)
・髙萩洋次郎(サッカー選手)
卒業生にサッカー選手が多い
サッカー選手が多く卒業していますが、皆サンフレッチェ広島をステップにしています。
安芸高田市にはサンフレッチェ広島の下部組織の練習拠点、吉田運動公園があります。
Jリーグで初めてユース選手の全寮制を構築したこともあり、
全国から集まった若い選手が安芸高田市の中学高校に通学する選手が多いようです。
厳格な父親にお願いした高校進学の決意
石丸さんのお父さんは厳格な方で。行儀の悪さや約束を守らないで度々怒られ、
ときには拳が飛んでくることもあったそうです。
中学2年時に卒業後の高校進学に関してお父さんと話合いをしていました。
中学2年生の終わり頃に父から「お前はこの先どうするんだ?」と聞かれました。普通は、当然のように高校に進学するじゃないですか。進学しない道もあるの?って自分なりに考えて、「高校に行かせてください」とお願いしましたけど、そのときから自分で選択するよう求められた。
日刊SPA
中学を卒業して社会に出たお父さんですので、伸二さんの覚悟を確認したのでしょうか。
高校進学に際し自らの発言に責任を持つということを教育されていたようです。
これは現在の政治家としてもつながる考えだと思います。
石丸伸二の出身高校
広島県立祇園北高等学校(偏差値58)
有名な卒業生
・綾瀬はるか(俳優)
・山根良顕(お笑い芸人アンガールズ)
・八木静佳(フリーアナウンサー)
・木村文子(陸上選手)※ロンドン五輪100mハードル出場
進学実績は平均以上のようです。国公立大学も多く、旧帝大進学は少なめですが実績があり、
石丸伸二さんもその1人です。優秀な生徒だったと思われます。
2学年下に綾瀬はるかさんが在籍していたようで、当時からのファンだと発言されています。
ちなみに石丸さんの卒業後、綾瀬はるかさんは2年時の夏に上京して堀越高校に転校されています。
出身大学は京大経済学部
京都大学経済学部(偏差値65.0~67.5)
家族に配慮した大学進学
東大よりも京大。日本史によく出てくる京都という街に憧れがありました。
広島県立祇園北高校初の京都大学進学を果たした石丸さん。
本来は医者になりたく理系に進学希望でしたが、医学部は6年間大学に通わないといけなく、
また理系は大学院まで進む人が多いと知って、6年後も更にお金がかかると思い文系にしたと語っています。
研究者を多く輩出している京都大学ならではの事情ですね。
石丸伸二さんを含め3兄弟を育てるのに一生懸命だった両親への配慮がありました。
学費の面でも国公立しかなかったと語っています。
文系を選択しましたが、「お金に不自由したくない」という思いがあり,
期待値高く稼げるのは金融機関だと考え経済学部に進みました。
経済データの分析に統計的な方法を応用する計量経済という分野を専攻していました。最初から院に進むことは頭になくて、卒業に対するコスパを最大化しようと思っていたので、勉強は本当に最小限しかしなかったです。けれど、金融業界に入るつもりだったので、そのために必要な知識は身につけて卒業しようと思っていて、その中で財政や地方行政について学んだことは今の仕事にも活きています。
京都大学新聞
卒業後はプラン通りに銀行マンになりましたが、目標をしっかり達成するのはさすがですね。
パフォーマンスを磨いた大学時代
大学時代の石丸さんは「ジャグリングドーナツ」という大道芸をするサークルに入っていました。
学園祭や幼稚園、小学校を訪問してジャグリングを演じていました。
朝から晩までスキルを磨き、仲間のダメ出しを受けながら腕を上げていったと語っています。
こちらは現在のジャグリングドーナツのオフィシャルサイトより。
エリート銀行マンから政治家へ
石丸伸二さんは大学を卒業後、民間企業に就職したのち政治の世界に進みます。
エリート銀行マンとして活躍がスゴイ!
大学卒業後は三菱UFJ銀行に入行し姫路支店に配属されます。
そして企画部経済調査室という世界経済全体を見通す中枢の部署で2年ほど従事し、
為替アナリストとして米ニューヨークに4年半駐在していました。
当時の銀行の総資産の120兆円くらいの内、40兆円くらいを運用していたんです。そんな部署で自分の予測を出すという経験を3、4年ほど積ませてもらいました。
そして為替を扱う部署に送り出してもらって、その行き先がニューヨークでした。年間100日くらい出張して、カナダから南米を一人で担当していました。それも上司が送り出してくれたおかげで、かなり珍しいキャリアを歩めたので、めちゃくちゃラッキーでしたね。
京都大学新聞
エリート中のエリート。キラキラなキャリアですね。
経済アナリストとしてのキャリアを積んでいくうちに「経済を動かす根っこに政治がある」
という思いが強くなり政治家への転身をイメージするようになりました。
安芸高田市長選挙に出馬
アメリカから日本に戻り、東京勤務をしていた2020年、
河井事件と呼ばれる汚職事件があり、当時の安芸高田市長 児玉浩氏が関与したとして辞職。
後任の市長には副市長の竹本峰昭氏が無投票で決まる見込みというニュースを見た石丸伸二さん、
故郷の現状を憂い一晩考えた挙句、次期市長に立候補を決意し銀行員を退職します。
投票日まで時間が無かったとはいえ、それまでのキャリアを捨てる事を一晩で決めるとは驚異的なスピードです。
結果は60%以上の得票率での当選でした。
サンフレッチェ広島のファン・サポーター
故郷を愛し市長として安芸高田市に戻ってきた石丸さん。
サンフレッチェ広島の地元という影響もあるかもしれませんが、
石丸さんはサンフレッチェ広島のファン・サポーターです。
空手やトライアスロンをされていて、スポーツマンなのは分かりますが、
サッカー観戦も楽しんでいるのでしょうね。
まとめ
今回は石丸伸二さんのwiki経歴学歴。出身中学、高校、大学の高学歴の歩みと
エリート銀行員から政治家への転身ぶりを見てみました。
キラキラなキャリアだけでなく、YouTube等の動画やテレビ出演、ドキュメント映画が出来たり、
本の出版までされていて、小さな田舎の市長とは思えないほどの活躍です。
今後も目が離せないですね。最後までお読みいただきありがとうございました。
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