サッカー日本代表ゴールキーパーとして活躍している鈴木彩艶選手。
10代の頃から将来を嘱望されるほど大きな体格とパワーを武器にしています。
子供の頃は平均的な体型の子供だったようですが、
高校年代では規格外のアスリートに育っていきました。
サッカーの経歴を見ながら出身小学校、中学、高校をご紹介します。
鈴木彩艶のwiki風プロフィール
・生年月日 : 2002年8月21日
・出身地 : アメリカ合衆国生まれ。埼玉県さいたま市浦和区出身
・所属チーム : シント=トロイデンセ・フットバルフェレニヒンク
(通称シント=トロイデン又はSTVV)
・家族構成 : 両親(ガーナ人の父と日本人の母)と兄の4人家族
・血液型 : AB型
・身長 : 192cm
・体重 : 93kg
・特技 : ピアノ(小学生時代に発表会に出演あり)
・好みのタイプ : 本田真凜
ガーナ人の父親と日本人の母親のハーフで、アメリカ合衆国アーカンソー州で生まれました。
物心がつく前に日本に来ることになり、埼玉県の浦和で育ちました。
アメリカ国籍を持ちながらも子供の頃は英語は全く喋れず、アメリカの記憶もほぼ無かったそうです。
現在は日本国籍を選択しています。
鈴木彩艶の出身小学校
さいたま市立大東小学校
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地元のサッカー少年団に入団
お兄さんの影響でサッカーを始めた彩艶さん、「浦和大東スポーツサッカー少年団」に入団します。
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小学校低学年の頃の彩艶さん。純粋にサッカーを楽しんでいる様子です。
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ガーナ人の父親と日本人の母親のハーフということで最初から大きな子だったと思われがちですが、
周囲の子供達と同じくらいの背格好でした。
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4年生時の写真です。この頃は6年生チームに混ざってPKを何本も止める等の活躍をしていました。
既に逸材ぶりを発揮していますね。
音楽好きの意外な一面!
校舎内で大きな声で歌って先生に注意されたこともあったとご本人が語っていましたが、
ただの音楽好きではなくピアノに打ち込んだ時期がありました。
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発表会には友達も呼んでいたそうです。
浦和レッズジュニアユースに入団
5年生になり、浦和レッズが小学4年生以上の子供達を対象に浦和レッズジュニアユースを設立します。
彩艶さんは1期生として入団し、プロのスタッフから指導を受けることになります。
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この頃になると周りの子供達より頭1つくらい背が高くなっていますね。
鈴木彩艶の出身中学校
さいたま市立木崎中学校
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中学生でストイックな努力家
中学に進学すると彩艶さんの努力と成長が加速します。
授業が終わると走って下駄箱に向かい、家まで走って帰り、自転車で練習場に向かっていたそうです。
スタッフ達が来る1時間程前から1人でストレッチや筋トレをしてその日の練習に備えていました。
コーチのアドバイスもあったかもしれませんが、13歳で高い意識を持って毎日続けるって凄いですよね。
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日本代表に選出
そして中学3年時に努力が実ります。
15歳ですが、17歳以下の日本代表が出場するU-17W杯メンバーに飛び級で選ばれます。
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唯一の中学生で高校年代の代表に加わって世界大会を経験してきました。
控えのゴールキーパーでしたが、良い経験を積めたのではないでしょうか。
卒業生の偉業を讃える横断幕
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卒業して数年経ちますが鈴木彩艶選手の東京五輪メンバー入りを祝福しています。
日々こういう横断幕を見ると在校生にとっても誇らしいのでしょうね。
鈴木彩艶の出身高校
角川ドワンゴ学園N高等学校(通信制)
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写真は沖縄伊計本校ですが、通信制のため東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城県にキャンパスが多数存在します。
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VRでの入学式。ネットを使った通信制高校ですが独特な雰囲気ですね。
16歳でプロ契約
2019年2月、浦和レッズとクラブ史上最年少となる16歳5か月11日でプロ契約を結びます。
同年8月にはトップチームの試合に出場可能な2種登録を契約。
とんとん拍子にプロサッカー選手になりましたが、Jリーグデビューはなかなか叶わず。
初出場は高校を卒業する直前の2021年3月2日のことでした。
デビューから3戦連続無失点を記録し、これは川口能活さん以来の史上2人目の快挙でした。
そしてこの年はYBCルヴァン杯でニューヒーロー賞を受賞しています。
同世代の日本代表ではハイレベルな試合を多く経験できましたが、
実績のあるベテラン選手とポジションを競うクラブでは難しい高校時代を送っていました。
ですが日々前向きに練習に明け暮れ、確実に成長していました。
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同世代と上の世代の両方で日本代表
2019年5月、まだ高校2年になったばかりの16歳でしたが、U-20W杯のメンバーに飛び級で選出されます。
出場機会はありませんでしたが、経験値を高めていましたね。
同年10月、2年前の中学時代に続きU-17W杯、今回は同世代の日本代表に選出されます。
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今回は正守護神として大会に臨み、グループリーグを1位で通過しました。
決勝トーナメント1回選ではメキシコに敗れベスト16で大会を終了しましたが、
彩艶さんのパワフルな能力に将来への期待を高めた大会でした。
高校卒業後は東京五輪からW杯へ
東京オリンピックに飛び級で選出!
2021年夏はコロナの影響で1年延期された東京オリンピックでしたが、
24歳以下で構成される日本代表に、18歳でここも飛び級で選出されます。
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飛び級選出でチームに同行していましたが、出場機会は残念ながらありませんでした。
しかし中学時代から飛び級選出が多く、周囲の期待値は常に高いですね。
A代表デビュー!
所属する浦和レッズではベテランの西川選手から正ゴールキーパーの座を奪うことができませんが、
常に飛び級で年代別の日本代表に選ばれてきた彩艶さん。
2022年7月、ついに日本のA代表に選ばれます。
東アジアサッカー連盟が主催するE-1サッカー選手権2022の香港戦でA代表に先発フル出場します。
20歳でのフル代表デビューでした。
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W杯を目指して海外移籍
2023年夏、鈴木彩艶選手の移籍話が世間を騒がせました。
イングランドのプレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドから2ndキーパーとして獲得を打診されました。
高校時代も含め浦和で長い間2ndキーパーに甘んじていた彩艶選手。
試合勘を養うため、レギュラーで出場できるベルギーのシント=トロイデンに移籍します。
ご本人は「クラブで結果を出し、その先のプレミアリーグで活躍したい」と語っています。
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ジュニアユース時代の恩師工藤コーチがこの移籍の際に応援コメントを語っています。
初めて出逢った時を今もハッキリ覚えてるよ🧐
— 工藤 輝央 Teruhisa Kudo (@KudoTeruhisa) August 11, 2023
サッカー好きなではなく、ゴールキーパーが大好きな、立派な選手でした👍
浦和で共に過ごした時間は宝物です😊
今までも、強い信念を持って取り組んできた姿勢を尊敬しています。
それぞれの立場でお互い頑張ろう💪
成功を願ってます。#鈴木彩艶 https://t.co/cm35vSkhRv pic.twitter.com/WtNI5F4YAP
W杯予選を戦う若きゴールキーパー
2023年、FIFAワールドカップ2026のアジア2次予選が始まりました。
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代表メンバーに招集された鈴木彩艶選手は11月のシリア戦でフル出場。完封勝利に貢献しました。
このとき鈴木彩艶選手は21歳92日。
それまで川口能活さんが持つ21歳220日でのW杯予選ゴールキーパー最年少出場記録を塗り替えました。
まとめ
若くして日本代表のゴールキーパーに定着してきた鈴木彩艶選手。
スローイング、キック力、足元の技術、全てに非凡な才能を感じさせてくれますが、
他のポジションに比べて特に経験が必要なのがゴールキーパーと言われます。
まだ若いですし、今後の経験は大きな財産になりそうですね。
今後の活躍が楽しみです。
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